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YouTube動画 『ITエンジニアのセルフブランディング 魅力を引き出す5段階アプローチ』 を公開!

SCSKグループは高度デジタル人材の育成・拡充を目指し、ITエンジニアとしての市場価値を高め続けるための学びやトレンドをご紹介しています。
今回は、「セルフブランディング」をテーマとした、SCSK ソリューション事業グループ統括本部 CELFビジネス推進部長 岡田とノンフィクションライターの酒井真弓氏との対談動画をご紹介します。

動画概要

ITエンジニアがキャリアを形成していく上で、技術習得だけでなく自分自身を適切にアピールしていくことも重要な要素です。自身の強みやスキルを明確化し表現する「ITエンジニアのセルフブランディング」について、SCSKのノーコードサービス「CELF」の事業推進・ブランディングを牽引するSCSK岡田が解説します。

岡田 一志
SCSK株式会社
ソリューション事業グループ統括本部 CELFビジネス推進部 部長

1998年SCSK入社後、データセンター立ち上げやアプリケーション開発に従事。2006年にはCurl言語のコンパイラ開発、フレームワークのオープンソース・コミュニティを立ち上げ。2016年にはExcelの非効率業務を改善するツール『CELF』を企画・開発・提供。現在は『CELF』のサービス責任者として活躍中。

動画ダイジェスト

セルフブランディングとは?

まず、ブランドとは「ターゲットによって識別されている状態」であり、企業サービスであれば顧客や消費者、個人であれば雇用企業、上司、人事、採用担当者などがターゲットになります。この識別されている状態には、「ブランド再認=特定のブランドを認識した状態」と、それを超えた「ブランド再生=自分と価値を認識してもらう状態」があります。例えば、「SCSKという会社を知っている」状態が「ブランド再認」です。さらに一歩進むと、「IT業界の企業といえば?」という質問でSCSKが最初に出てくる状態が「ブランド再生」と言えるでしょう。これをITエンジニア個人に当てはめると、「A君を知っている」状態が「ブランド再認」、「AI技術ならA君」という状態が「ブランド再生」に相当します。「セルフブランディング」とは、自分の価値を相手に認識してもらう活動です。

ブランドアイデンティティの作り方

自分の価値を明確にするには、自分が相手にどう思われたいかという「ブランドアイデンティティ」を作る必要があります。特に、ターゲット(個人であればその上司など)が思うことと自分が思われたいことを一致させることが重要であり、そのためには「ブランド再認」と「ブランド再生」の状態を目指します。
ブランドアイデンティティを作るには、以下の5つのステップがあります。

  1.  目指す姿を考える: 業界トップ、企業内トップ、組織内トップなど、具体的に目標を設定します。また、なぜその目標を設定したのか、給与、キャリア、自己実現などといった目的も明確にします。

  2.  社会や企業が求める価値の自己理解: 自分の理想の姿が社会や市場から求められているかを確認します。達成可能で、自分の個性を生かしたものであるかを確認します。

  3.  ニーズ分析を元に差別化された価値を定義: スキル、人間性(熱意、誠実さ、やる気)、社会的な価値(社会課題解決への貢献)の3つの観点から、自分の強みや独自性を整理します。複数のスキルを持つことで、価値を高めることができます。

  4.  ブランドアイデンティティを作る: 自分の価値を分かりやすい言葉で表現します。ステップ3で整理した差別化できる価値を定義します。

  5.  プランニング・構築・推進: スキルアップの方法、目標達成までの流れを計画します。整理にはマーケティングの4Pが参考になります。

ブランドアイデンティティの事例

私の場合を例にとると、技術力を活かしたビジネス構築と運営が可能なリーダーというブランドアイデンティティを確立しています。アメリカ国防総省やMITとの共同研究における言語コンパイラー開発等の経験、そしてノーコード開発サービス「CELF」の立ち上げ・運営責任者としての経験から、「ビジネスやサービスの構築力」、「それを推進する力」、「マルチな技術力」という3つのスキルを掛け合わせることで他者との差別化を行っています。

ITエンジニアが多様なスキルを習得できる「SCSK」

SCSKは従来、お客様のシステムをオーダーメイドで構築することに注力していましたが、近年は独自サービスの開発に力を入れています。その独自サービスの一つである「CELF」は、モバイル、アプリケーション、AI、データ利活用、セキュリティ、クラウドなど、マルチな技術スキルを必要とします。加えて、エンジニア、セールス、マーケティングが一体となった組織体制で、お客様と近い距離で仕事ができます。これらのことから、SCSKは多様なスキルを習得できる環境を持つ企業だと考えています。 

セルフブランディングの重要性

SCSKでは、過去にIT企業以外を対象とした1万人規模のアンケート調査を実施していました。「今後、ビジネスでITを活用する必要があるか」という質問に対して「必要である」という回答は、2019年は39%でしたが、2021年には78%まで増加しました。このことから、IT活用への注目度が近年飛躍的に伸びていることがわかります。加えて2020年のプログラミング教育必修化、2022年の共通テストにおける情報I必須化といった流れを踏まえると、エンドユーザー(サービス利用者)であっても自らITスキルを保有する必要性が高まっていると言えます。
このような状況において、ITエンジニアは更なるスキルの高度化が求められます。そのためには、自分自身で努力し成長していく必要がありますが、せっかく培ったスキルを効果的にアピールし、活躍する場を広げるためにも、「セルフブランディング」が重要と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか。詳しい内容はぜひ動画をご視聴ください。


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